帯状疱疹ワクチンの予防接種について

帯状疱疹は、水ぼうそうと同じウイルスで起こる皮膚の病気です。子供のころにかかった水ぼうそうのウイルスが神経節に残っていて、免疫力が低下した時に、神経に沿って、痛みを伴う赤い発疹と水ぶくれが帯状に出現します。80歳までに約3人に1人が発症すると言われています。
帯状疱疹後神経痛：感染後に強い神経痛が続き、ペインクリニック受診が必要になることがあります。
令和7年度から帯状疱疹ワクチンの定期予防接種が開始されました。予防接種の対象者は今年度65、70、75、80、85、90、95歳と100歳以上の方です。免疫力の落ちた人・高齢者には有効性の高い不活化ワクチンをお勧めします。